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【自分でできる】簡単リペア「ギターフレットすり合わせ」その2 ~準備編~

ギター フレットすり合わせ ~準備編~

では、実際に作業をする前の「準備」をしていきましょう

何事も「準備が大切」です

仕上がりを左右するポイントなので、この工程を飛ばして先には進めません

焦らずに作業を進めていきましょう

まず、自分のギターのネックが「順反り」なのか「逆反り」なのかを知っておく必要があります

(すでにマスキング処理済みの写真ですいません)

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どっちなんだい?

フレット上にスケールをあてて判断します

信頼性が高く、安いのでおすすめです
反り方向がわかったら「トラスロッド調整」をしましょう

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専用工具は無くさないよーに

ギターによって「ネックを外さないと調整できないもの」もありますが、トラスロッドの調整方法は基本的には同じです

「順反りの場合」→トラスロッドを「時計回りに締める」
「逆反りの場合」→トラスロッドを「反時計回りに緩める」

少し回してはスケールで確認、これを繰り返します

 

厳密に言うと、ここで「完全にまっすぐにするのは不可能」なので「一番マシなところ」を見極めましょう

そして「ロッドで調整しきれないところ」を「すり合わせ」で整えていくワケです

- 注意 -

ネックの反りが大きすぎる場合は今回の作業では対応できないこともあります

(削っていったらフレットが無くなっちゃうよ)

 その場合、専用の工具が必要だったり素人にはハードルの高い作業になりますので、素直にプロに相談してみましょう

お次は「傷・汚れ防止」のために「指板面をマスキング」していきます

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下処理が大切です

- ポイント -

マスキングテープは、剥がしたときに「糊が残らないタイプのもの」を選ぶようにしてください

糊が残るタイプは作業性が悪く、あとで綺麗にするのが大変です

私は「タミヤ」さんのマスキングテープを使っています

入手もしやすいですし、とても扱いやすいです

さすが模型屋さんといった感じで安心して使えます

テープカッター付の専用ケース入り

(べつにタミヤの回し者ではありません 笑)

 

ただ、少し厚さが薄めなので「2枚重ね」で貼っています

しっかり貼ったほうが安心感がありますからね

腕に自信のあるひとは「1重」でかまいません

この作業がフレットの数だけ続きます 汗

まぁ、エナジードリンクでも飲みながら気長にいきましょう

 

ペタペタ・・・

ふぅ~・・・お疲れさまでした

マスキングテープを貼り終わったら、今度は楽しい「ぬりえ」のお時間です

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ぬりぬり。。。
フレット上面を「マジックで塗ります」

これがフレットを削っていったときの「目安」になります

たとえば、ヤスリがけをして色が残っているところがあったら「そこの部分はフレットが低い」というふうに「パッと見」で判断できます

削れて消えるものなので「色は何色でもかまいません」

自分が「持っている・見やすい色」にしましょう

 

ここまでできたら、いよいよ「すり合わせ作業・・・」なんですが、少し長くなってしまったので、また次回とさせてくださいませ

次回はいよいよ「すり合わせ作業」をしていきます

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